癒しのセルフチャネリング

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宇宙系チャネラー☆ルカ☆のブログ。チャネリング、ヒーリング、宇宙語(ライトランゲージ)、セッションなど。
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【プロフィール】
宇宙系チャネラー。
ヒーリングは自分にはできない特殊なことだと子供の頃からずっと思っていたのですが、結婚後に臼井式レイキの伝授を受けてスピリチュアル界へ。

しばらく泣かず飛ばずでしたが、大きな転機は出産後。育児疲れのストレス解消がてらに友達の守護天使を描いて送ってあげたところ大好評で、口コミでどんどん広がっていきました。

得意分野はチャネリング、エネルギーワーク、宇宙語など。
特にエネルギーワークは「パワフルすぎる」「変化を顕著に感じる」と高い評価を頂いています。

女性自身・女性セブン・ゆがふる・TRINITYなどに雑誌掲載あり。
1人でも多くの方が、魂が最高に喜ぶ道を進むようになることを目指しています。



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巨大な宇宙エネルギーと繋がり、早く願いを叶える宇宙護符
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魂の本来の得意分野の能力が一気に伸びる、DNA覚醒セッション
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あなたが秘めた無限大の可能性が花開く、脳セッション
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宇宙語を話せるようになり、自分をあらゆる角度から癒す
セレイエス∞エル∞プレスカラ・アチューンメント
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~Next Stage~高次元意識が目覚めるCD
~Next Stage~高次元意識の目覚め



このブログの内容があなたの心に何らかの形で響きましたら、ぜひご自由に引用・転載してください。

なおその際にはこのブログのURLと「癒しのセルフチャネリング」というタイトルを、必ず併せて書いていただけますようお願いいたします。



☆雑誌掲載歴




女性自身2007/9/18号、
はつらつ元気2007年9月号にmixiで私が運営してる『満月の力で臨時収入を得る会』コミュニティの特集記事が掲載されました。




はつらつ元気2007年12月号、2008年7月号にインタビュー記事が掲載されました。

女性セブン2008/6/26号にインタビュー記事が掲載されました。

壮快2008/10号にインタビュー記事が掲載されました。

はつらつ元気2008/11号にインタビュー記事が掲載されました。

壮快2009/4号にインタビュー記事が掲載されました。

ゆがふる別冊にインタビュー記事が掲載されました。

壮快2009/12号にインタビュー記事が掲載されました。

ゆがふる2009/12にインタビュー記事が掲載されました。

ゆがふる2011年9月号
ゆがふる2011/9にインタビュー記事が掲載されました。


☆私が運営している他のブログやサイトなど

天使や女神からの、今日の一言幸運メッセージ
Faceboookページ
天使や女神からの、今日の一言幸運メッセージ


☆ルカ☆のスピリチュアル・チャネリングライフ
☆ルカ☆の日常を綴っているブログ
☆ルカ☆のスピリチュアル・チャネリングライフ


満月の力で臨時収入を得る会
会員数1万9千人のMixiのコミュニティ
満月の力で臨時収入を得る会


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allabout
AllAboutのスピリチャル開運に掲載されている、「毎日のぷちぷちスピリチュアル」


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第二章 白い翼4

「今年はなかなか寒くなりませんね〜」裕美が薄手のストールを首からはずしながら言った。
「夏が暑すぎたからかもね」桂は答えながら、自分もジャケットを脱いだ。
季節は11月初旬だというのに、薄手の長袖一枚で十分なほど日中は暖かだった。地球温暖化はこれほど進んでいるのか…と誰もが思うほどだった。しかしそれも、裕美に言わせれば「アセンションのために地球が次元上昇しているから」ということなのだが、根拠はない。
「秋はおしゃれができるから好きなんですけどね〜こう暖かいというか、暑いとおしゃれする気持ちにもなりませんよ〜」
そういいながらも、裕美は秋の装いをシックに決めている。淡いラベンダーと濃茶で全体のトーンをまとめ、ブーツも履いている。
「裕美さんはいつもおしゃれね」桂は裕美はセンスがいいなぁ、と思いながら言った。
「ありがとうございます!おしゃれは大好きなんです」裕美は弾んだ声で答えた。おしゃれ、と褒められたことが相当嬉しかったようだ。

暖かい日曜日の午後だった。裕美と桂が最初に出会ってから、もう5ヶ月になろうとしていた。
最初は退行催眠を受け、その後は今、アメリカにいる篠崎、そして裕美の先輩である催眠療法士の新庄と4人で会い、その後も、月に一度くらいは顔を合わせている。
今日は、桂のほうから裕美に声をかけた。地球上だけでなく、他の惑星、銀河での過去世を知りたいがいいヒーラーを知らないか、と聞いたのだ。
裕美は大喜びで知り合いの中から信頼のおける、桂と合いそうなヒーラーを探し出してくれた。
裕美は、桂に初めて会って以来、桂の助けになりたかったのだ。
いや、桂の助けになりたい、というよりも、桂の身に起きていることや、意識喪失中の出来事、桂が半無意識でしゃべる内容にとても興味を持っているのだ。
だが、彼女もヒーラーのはしくれ…クライアントに無理にセッションを進めるようなことはしない。クライアントである桂がその気になれば100%手を貸すが、それ以外のおせっかいはしないのだ。
最初は若さ故におせっかいしそうなこともあったが、それを一生懸命にとどめている様子に、桂の中で裕美に体する印象が変わってきたのだ。まるで、つかず離れずの妹のような存在になってきている。
実際の妹とは縁遠く、父の葬儀で会って以来連絡も取っていない。赤の他人なのに妹のように感じ、肉親である妹よりも頻繁に会うのをおかしなものだな、と思いつつも、桂には裕美の存在がありがたかった。

今日のヒーラーは宇宙系のワークとチャネリングが得意、と聞いていた。
住まいは鎌倉だという。夫の修二には、会社の後輩と鎌倉に遊びにいく、と嘘をついて出てきた。
「裕美さん、日曜日なのにつきあってくれてありがとう」
桂は線路沿いの細い道を歩きながら言った。
「構いませんよ、私、桂さんのセッションはすべておつきあいしたいくらいですから」
裕美は屈託なく答えた。最初の頃は「高木さん」と呼んでいたが、篠崎と同じくいつのまにか桂のことを名前で呼ぶようになっていた。その分親しみ度が高くなったのかもしれない。
「あ、ここで右に入ります」
裕美は手元の地図を見ながら言った。
「こんな細い路地?」
桂は訝しんだ。そこは、人一人がやっと通れるくらいの細い道だったからだ。
「ここに看板が出てますから、ここだと思います」
裕美は、道の右下に置いてある看板をしゃがみこんで確認すると言った。
桂は言われるまで気がつかなかったが、路地に置かれたその看板には、確かに「ヒーリングサロン 宙(かなた)」と書いてあった。
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by yumiyumi0325 | 2010-08-26 01:03 | 宇宙叙事詩

【8月25日】満月のトリニティ音霊無料遠隔スペシャル☆

毎日暑いですけど皆様お元気ですか?
私は毎朝9時くらいに娘から「どっか行きたい」攻撃を食らって公園に強制連行されています(涙
おかげさまでどこかでバカンスしたのかってくらい焼けました。アラフォーに日焼けは禁物なのに!!

そんな真夏の8月ですが、また満月がやってきます。
満月がくる、ということはトリニティの無料一斉遠隔がある、ってことですよ奥さん!

今回の告知文はクリスタルボウルのすーちんにお願いしました。
超わかりやすい!すーちんありがとう!!!

以下、転載でーす。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回のトリニティは、
前回までの3部作が済んで新しいパートにいよいよ入ります♪

今回のテーマはずばり!
「筒」です、「筒」(笑)

柱ではなく筒です!!


今、
地球はとても大変な時期にいます。
これは危機感をあおる目的でいっているのではありません。

前回は「羽化」というテーマで蝶になるまでの過程を体感しました。

蛹から生まれ出でたホカホカの赤ちゃん蝶々は
飛び立つ前に何を思うのでしょうか?

最初の飛翔を遂げる前に・・・

私たちの願い。
それは、飛び立つ前にまず自分の足元をしっかりと確認してほしい。
土台がしっかりしていないところに積み木を積み上げていっても
いつかは崩れ去ってしまします。

自分の立ち位置や自分の今の状態をしっかり把握し見つめ
そこからいろいろなものを感じ取る。

その上で、
はじめて上を見上げる事が出来る。

透明な筒をイメージしてください。
そこをピュアなエネルギーで満たすと自然とその筒の周りにも
そのエネルギー波動が波及していくのをイメージできるはず。

しっかりと大地に根付いた筒がまっすぐ上に向かって伸び、
その周囲にも広がっていく様子。


これが今回のイメージです。



そしてなんと今回は、わたくしsphereのアルケミーに新しい仲間が参加します。

今回のテーマを決めるにあたって、
3人でチャネるのですがこの新しいアルケミーの持つ特性とぴったし!
な感じなのです。

グラウディング力もさることながら、
上に向かう力もすごいのです!

そして実際聞くと、
自分の肉体と空間の境目がなくなるような横に広がっていく感覚。



今回の「筒」のイメージをより広げてくれると思います♪


*+☆+*——*+☆+*——*+☆+*


トリニティの音霊エネルギーワークを、満月になった瞬間から24時間、
お好きなときに何度でもお受け取り頂けるように設定します。

受けたい方は、コメント残してくださいね♪

【日時】2010年8月25日2:04〜8月26日2:03
【受けとり方】「トリニティ受けとります!」と宣言する。
宣言することで、自動的にあなたにエネルギーが流れます。
実感、体感がなくてもきちんと効果はあるので、ぜひ受け取ってみてください!
【効果】地球との結びつきをより深い部分で感じられる
    自分と他者との一体感を感じられる
    本来の輝きを自分で認識できる
    他者ではなく自分の道を自分で見つけることが出来る
    宇宙とのつながりを深める



今までの流れもありますが、
このトリニティはいつでもどなたでも平等に受け取ることが出来ます。

ご自身が受けてみたいな、
と思われたらそれは受けどきです(笑)

ぜひ一度参加されてみてくださいね♪



ご縁のあるより多くの方々に
この情報が届きますように・・・


*転載大歓迎で〜す(^_-)-☆
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by yumiyumi0325 | 2010-08-18 23:14 | イベント・ワークショップ

第二章 白い翼3

『もう少し、色々とやってみるといいかもしれませんね』
篠崎は桂を気遣ってか、そうチャットに書いてきた。
『もう少し、色々…ですか』
『うん、過去世退行催眠とか、ヒーリングとか…そういえば、桂さんのエネルギーを読んで、パワーストーンブレスを作りましたから航空便で送ります』
「ありがとうございます!おいくらですか?振り込みますので口座を後で教えてください』
『いえ、いいんです。僕が勝手にやったことですから』
『でも…』
『本当に気にしないでください。それから、12月にミネラルショーがあるので日本に行きます。もしお時間ありましたら会って頂けませんか?』
『もちろんです、時間を作ります』
桂は嬉しかった。篠崎が桂のエネルギーを読んでどんなパワーストーンを作ってくれたのか…それも気になるし、何より約3ヶ月ぶりに篠崎に会えるかもしれないことが嬉しかった。
篠崎がアメリカに帰って1ヶ月。週に一度、篠崎とチャットするのは本当に楽しみだった。今日は他愛のない会話だが、いつもはディープなことに話題が及ぶこともある。大体は篠崎の体験談、親との確執、トラウマについてなどだが、篠崎が心を開いて自分のことを話してくれるおかげで、桂も自分の中の小さなわだかまりを少しずつ話せるようになっていた。それは、今の家族のことでもあるし、亡くなった父のことや決して仲の良くない妹のことでもあった。

『おっと、そろそろ出かけないと…今日はこれからセドナに行ってきます』
『セドナ,ですか?』
『アメリカのパワースポットです。メールに写真を貼付して送りますね。とてもいい所ですよ』
『私もネットで調べておきますね』
『ええ、ではまた』
『はい、いってらっしゃい』

篠崎はスカイプを離れた。桂は時計を見る。夜中を少し回った所だった。
パソコンの電源を切り、ガスと戸締まりを点検し、ベッドルームに行くと、ちょうど修二が起きたところだった。
「…最近、週末は結構夜更かしするんだね」
修二は、寝ぼけ眼で桂に話しかけた」
「色々、調べたいことがあって…」
「ふぅん…」
思いがけず修二が起きていたことで、桂はなんとなくばつの悪い思いをしていた。
夫の知らない、そして自分が気を惹かれている男性と毎週チャットしている…その事実が、どうも後ろめたい気にさせるのだ。
裏切ってるわけじゃない。篠崎さんは、私が知りたいことを知るサポートをしてくれている。
夫にはそれができない。意識喪失のことだって、今まで相談したことがないのだ。いや、意識喪失が出始めた頃に一度だけいったことがある。だが、「病院に行って検査してもらいなさい」といわれただけで、その後も「どうだった?」とも聞かれていない…
夫は、優しいけれども桂に関心がないのだ。桂が何をしているのか、ということにあまり興味を持たないから、桂も週末を自由に過ごせるのだが…

桂は「おやすみなさい」というと、ベッドに潜り込んだ。
修二の手が自然に伸びて、桂を後ろから抱きしめる。
いつもの眠り方だが、今夜は違う。修二に抱きしめられながら、桂は太平洋を越えたところにいる篠崎のことを考えていた。
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by yumiyumi0325 | 2010-08-17 00:48 | 宇宙叙事詩

【格安有料遠隔ヒーリング始めます】癒す〜エナジーヒーリング〜

この道に入ってまだ数年の、若輩者の私ですが、自分のミッションのひとつに「意識の覚醒」があると感じています。
この、「意識の覚醒」をするために何をしたらいいだろう…とずっと模索しておりました。
個人セッションでは限界があります。まだ子供も小さいので、私の手も必要だし、他の仕事もある。目の前のことをこなすことも大事だけど、より多くの方に「意識の覚醒」を体験して頂く為には、「ヒーリング」というものを体験して頂くにはどうしたらいいのか…ずっと考えていました。

また、ここ最近エネルギーヒーリングのパワフルさを本当に、遅まきながら思い知った…という感じがありました。
だって、本当に違うんです…並行次元語をしゃべるようになったからか、そのパワフルさ、現実の動きの速さにほんとに脱帽しています。

そしたらね…やっぱり降りてきましたよ!!より多くの方に「プロセスを体感」していただく方法が♪

今回の有料メルマガは一ヶ月5,250円です。高いー!!!と思うでしょ?思うでしょ??
でもね…週1回、月4回のエネルギーヒーリング付きですよ!!!
毎月テーマを決めて遠隔にてヒーリングします。
そのテーマも、今わかっている範囲だけでも

9月…現在の自分自身のヒーリング(エーテル、コーザル、オーラクリア)
10月…過去世ヒーリング(怖れ、悲しみ、怒り、憎しみ)
11月…未来世ヒーリング(不安、怖れ、悲しみ、愛)
12月…血のつながりのヒーリング(カルマ、ご先祖様浄化、DNAクリア)
1月…ソウルグループヒーリング(カルマ、結束を固める、ツインソウルを引き寄せる)

などなどが来てるんです。
一斉遠隔ヒーリングなので、個人ヒーリングのように細かいフォローはむずかしいかと思いますが、効果は確実に出ると思います。

しかも!

現在は5,250円/月ですが、もしも登録者が100人越えたら3,150円までお値段下げます!!
(きゃ〜、ルカさん!そんなに安くして大丈夫???…と自分に突っ込みw)

ヒーリングって、お値段が高くてなかなか受けられないのが悩みだったりしますよね。でも、上のお値段なら一斉遠隔でも納得がいくな、と思ったのと、お友達にご紹介していただいたけたら、更にお値段が安くなるので絶対お得なんです!
より多くの方にリーズナブルにヒーリングを受けて頂き、少しでも自由に楽しく過ごして頂けたらなぁ…と思うので、「こりゃすごい!!」と思って頂けたらぜひに!ぜひにお友達に御紹介、日記/ブログに転載していただけるととっってもありがたいです!!

さーらーにー!!!
初月は登録料が無料!ということは、
9月…現在の自分自身のヒーリング(エーテル、コーザル、オーラクリア)
が、無料で受けられちゃうんですよ!!!

これはもう登録するっきゃないでしょー!!!
ということで、ぜひ!!下記より登録をお願いいたします☆
そしてお友達にも勧めてくださいませ☆みんなで一気に意識覚醒しちゃいましょー!!!

癒す〜エナジーヒーリング〜
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by yumiyumi0325 | 2010-08-12 21:43 | イベント・ワークショップ

第二章 白い翼2

『桂さん、その後変わりはないですか?』
『はい、先週からは特に何もないですね』
篠崎はいつの間にか桂のことを「高木さん」ではなく、「桂さん」と呼ぶようになっていた。
名前で話しかけられるたびに、それがチャットであっても桂は嬉しく感じていたし、いつもの時間…日本時間で土曜日の午後10時以降になると、必ずスカイプにログインして篠崎のログインを待つようにもなっていた。
『では、トリップもここ一ヶ月ほどないですね』
『はい、落ち着いています』
篠崎は、桂が現実世界を離れてあちこちに行くことを「トリップ」と呼んだ。果たして、それがあっているのかどうか桂にもよくわからないが、なんとなくそういう名称で呼ぶと症状を把握できるような感じがあった。
『そうですか…良かった』
篠崎とのチャットは夫には秘密だった。しかし、夫の修二はここ数ヶ月、職場での昇級試験の為に週末の夜は早々に寝て早朝に勉強する、というやり方をしているので隠すのは容易だった。おそらくこの時間はすでに夢の中だろう。
『篠崎さん…実はご相談があるんです』
『なんですか?』
桂は、ずっと告げようかどうしようか迷っていたことを、今、相談しようと心に決めた。
それは、篠崎と初めて会った日に、トリップが起きて…人間の姿形なのに人間でない存在が目がくらむほど眩しい光を桂に向けようとした後から起きた変化だった。だが、それはあまりにも普通じゃないことに思え、誰かに相談することさえもはばかられたのだ。
『実は…』
『ちょっと待って。結界を張ります』
『は?』
篠崎を好ましい相手として信頼しているが、時々こういうことを言い出すのが桂にはまだ理解出来かねる部分だった。結界?張る、とはどういうことなのだろう?
『…済みました。もう大丈夫です』
『あの…どういうことでしょうか?』
『ネット上には、様々な存在が情報を仕入れようと網を巡らせているんです』
『はい』
『なので…僕たちの会話がキャッチされないように結界を張りました。もう安全です』
『はぁ…まぁ、聞かれて困る話ではないんですが』
『そうですか。でも安全の為に張っておいた方がいいです。ネットは侵入されやすいので』
まるでコンピュータウィルスのことを言っているようだ、と桂は思った。だが、篠崎が言っているのはきっともっと違う意味なのだ。桂のまだ、計り知れない世界を彼はすでに知り、経験している。

『ずっと相談しようかどうしようか迷ったんですが…手から光が出るんです』
『え?』
『おかしいと思わないでいただきたいんですが…目に見える光とは違うんですが,動物や植物に触れると、手から白い光が出るような気がして…』
『…なるほど…』
『それで、ですね…友達が飼っていた猫が、もう瀕死だったんですが…』
『はい』
『私が手をしばらく当てたら、元気になったんです』
『すごい!』
『友達からは、お医者様からはもう駄目でしょう、と言われてたのに、と言われて、友達もすごく喜んでくれたんです』
『すごいですね!』
『でも、結局一週間後には亡くなってしまって…』
『そうでしたか…』
『私、何かできるかな、と思ったんですけどやっぱり駄目ですね…』
『いや、そんなことはないですよ』
『でも、結局救えなかった』
『いや、桂さん。その猫は寿命だったのではないですか?』
『…あ、そうですね。そういえばもう結構な年だった、って言ってました』
『桂さんは、癒しの手の持ち主なんですね』
『は?』
『手から光…癒しの光を出す人をそう言います。ラファエルの使徒、とかね』
『はぁ…』
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by yumiyumi0325 | 2010-08-11 23:53 | 宇宙叙事詩

第二章 白い翼1

『今、大丈夫ですか?』
スカイプに篠崎からのチャットが入ってきた。
『はい、大丈夫です』
桂はすぐに返事を返した。

アメリカに帰った篠崎と、週に一度、チャットで色々なことを話すようになったのは、裕美のセッションルームで初めて篠崎と会ってから2ヶ月ほどしてからだった。
あの日、帰り際に全員の連絡先を渡され(特に裕美からはいつでもサポートします、夜中でも連絡ください、と念押しされた)、なんとなく定期的に連絡を取るようになった。
しかしそれも、夫の修二に怪しく思われない範囲を心がけていたので、裕美のセッションルームに足を向けるのは1-2週間に一度くらい、後はメールでのやりとりだった。
そんなときに、篠崎からアメリカにクリスタルの買い付けのために帰ることを告げられ、桂は動揺した。年末にまたミネラルショウに出展する為に日本に戻ります、と篠崎は言ったが、桂はなんとなく淋しさを感じていた。

裕美のセッションルームで4人で会い、自分の話を受け入れてもらえただけでなく、彼がクリスタルからもらった情報と酷似した内容を自分が話していた…ということで、桂は篠崎に親近感を持っていたし、何より一目会ったときに感じた、いいようのない懐かしさのような感覚…初めて会うのに「知ってる」と直観し、「やっと会えた」と思っている自分にも驚いていた。
また、篠崎の男性ならではの理性的な話し方、チャネリングの進め方、冷静さに桂は惹かれていた。
この人なら、私が何のために現実から乖離する体験を重ねているか解明出来るかもしれない…そう思い、頼りにしていたのだ。
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by yumiyumi0325 | 2010-08-03 16:23 | 宇宙叙事詩

第一章 記憶の始まり18

「今あるものに平和や幸せを感じることもとても大切です。今手にしていることを見出せずに、別のものを見出すことは不可能なのです。それはリンゴを構成するあらゆる要素から、ひとつの要素を見つけることに似ています。ある方にとってそれは、表面の皮であるかもしれず、瑞々しい果肉かもしれず、またある方にとっては、種なのかもしれません。いずれにしろ、あることを信じる、あって当たり前なのだ、という感覚を持ち続けることが必要でしょう。」
「ちょっといいですか?」横から裕美が口を挟んだ。
「今あるものに幸せを感じつつも、高木さんの場合は上辺の幸せ、ということなんですよね?上辺の幸せでもそれは幸せなんですか?」
「はい、魂が目覚めたときに、それは探していたものではなかった、と気づくでしょうが、目覚める前までは幸せだ、と思えています。魂が感じる幸せと比べたら格段の差ではありますが、「何がご自身にとって幸せか」ということを日常的に感じ続けることは大事です」
「…」
「そして、幸せは瞬発力であり、流動的です。昨日と同じものごとが同じように幸せを感じる要素になるとは限りません。なぜなら、毎日が、毎秒が、ひとつとして同じものがないからです。」
「そうすると…高木さんにとっては、今の日常を大切にしながら魂の扉を開いて行く、ということですね」
新庄が言葉をひとつひとつ吟味するように言った。
「そうです。今、彼女はまだ魂の道を知らない。それ故に、今進んでいる道を幸せだと思い、違う道に進むことを怖れています。しかし、それは知らないからです。誰だって、知らない道を進むのは怖いでしょう。でも地図とコンパスがあり、目的地がはっきりしていれば、そしてなぜその道を進むのかがわかれば、怖れることななくなるでしょう」
「…なるほど…」
篠崎が顎に手を当てて、納得したようにつぶやいた。
桂は一人、頭の奥のほうで叫んでいた。ちょっと待って!張本人の私を置いて、勝手に話を進めないで!!…と。

 しかし、篠崎、裕美、新庄の3人は、まるで申し合わせたように桂のほうを向き、桂の口を借りているシリウスの桂に対してこう言った。
「楽しい、と思う気持ちがある限り、高木さんを全力でサポートします」…と。
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by yumiyumi0325 | 2010-08-02 15:55 | 宇宙叙事詩

第一章 記憶の始まり17

「この方とチームを組んでください。そして、より多くの方々に伝えて頂きたいのです。この方を通じて、私達はあなたがたが日常の中で何に留意すれば魂の本質に迫って行けるかをお伝えします。どうぞ、それをより多くの方々にお伝えください」
「…わかりました。チーム、ということは…ここにいる4人で、ということですか?」
「4人だけではないでしょう。おそらく、より多くの方を巻き込んで行くことになると思います。が、核となるのは今、ここにいらっしゃるあなたがたになります。しかしそれも流動的です。私達は強制することはできません。すべてあなたがたの自由意志によるのです。もしもあなたがたが、義務としてチームを組んだらこのプロジェクトは成功しないでしょう」
「それはどういう意味ですか?」
「お一人お一人が心の底から「手伝いたい」「広めたい」という意思を持って行動したときに、道が現れるのです。「こういわれたから仕方がない」というお気持ちで手伝われると、そのような波動が何に対しても出てしまい、「仕方がない」と思ってしまうような状況を引き寄せます。ですから、私達は、あなたがたが純粋にこのプロジェクトを面白い、人生が変わる、楽しい、と思えるようになったら手伝って頂きたいのです」
「…しかし、高木さんは、一番重要な存在であるはずの高木さんが現在の状況に対して不安を持っています。彼女は今、この状態では「楽しむ」ということができないのでは…と思うのですが」
「そうですね。この方は、「うわべの幸せ」を失うことを怖れています」
うわべの幸せ?自分の口から出た言葉だというのに、桂はどういう意味かわからなかった。私は今幸せなのに…どれが上辺だけの幸せだといいたいの?
「魂の道を進むことに対して、いばらの道を想像する方があまりに多すぎます。それは権力者によるコントロールである、と私達は断言しましょう。魂の道を進むことは心から楽しく、うきうきわくわくすることなのです」
「では、高木さんを魂の道に対して心を開いてもらうところから始めないといけない…ということですね」
「そうです。魂の道を歩くとき、今まで慣れ親しんだ世界とは全く違う世界になることも多々あります。しかし、魂はそれに対して歓喜を感じているのです。それを正しく知ること…アンテナを磨くことが必要です」
「その為に、私達に何ができますか?」
「あなたがたの経験から、魂の道を歩むことの意味をこの方に教えて差し上げてください」
自分の中にある違う意識が話す内容に、桂は恐れを感じた。魂の道を歩くときに全く違う世界になる?それでは夫は?最愛の息子はどうなるのだろう?今mでのキャリアは?
それまで大事にしてきたもの全てと離れることになるのだろうか?それで喜びを感じるなんて、私には到底できない。無理だ。
なぜなら今までのままでいいから…一児の母として、貞淑な妻として、一社会人として…ささやかながら愛のある生活を送ってきたのだ。毎日の中に小さな幸せをやりがいを見つけ、こつこつと地味に日々を重ね、キャリアを重ね…それらの日々から切り離される?
そんなことは桂にとっては地獄だった。魂の道を歩む喜びなど、感じようもなかった。今ある幸せを手放すくらいなら、魂の道など無視しても構わない…頭の奥のほうで、「今」を生きている桂はそう思った。しかし、もう1人の、シリウスにいる桂はそうではなかったようだ。
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by yumiyumi0325 | 2010-08-02 14:35 | 宇宙叙事詩